妊娠中に蜂の子を食べてもいい?

蜂の子は栄養豊富で滋養強壮に優れた食品ですから、妊婦の栄養補給にも優れた食品です。しかし、蜂製品ですので、摂取には注意しなければならない点もあります。今回は、妊娠中の蜂の子の摂取の利点や注意点についてご説明します。

妊婦の栄養補給をサポート

体力増強効果

蜂の子にはアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養成分が含まれており、妊婦の栄養補給をサポートします。栄養バランスが良く成長ホルモンをはじめとする各種ホルモンの分泌も高め、崩れがちなホルモンバランスを整え、体調管理にも役立ちます。健康増進や体力増強にも効果がありますので、出産後のお乳の出も良くなるといわれます。

貧血予防効果

蜂の子には鉄分やビタミン類も多く含まれており、貧血の予防にも効果があります。妊娠中は胎児の成長のための栄養も必要になりますが、栄養不足から貧血やめまいなどを起こしやすくなります。蜂の子を食事に取り入れることにより食事の栄養バランスが改善され、貧血の予防や改善に効果があります。

免疫力強化で母子の健康維持

蜂の子の新陳代謝促進作用や抗酸化力のあるビタミン類などが免疫力を高め、母子の健康維持に役立ちます。妊娠中に風邪やインフルエンザ、その他の病気にかかると、お母さんだけではなくお腹の赤ちゃんへも悪影響を与えます。免疫力がアップすると、妊娠中のお母さんの健康、出産後の赤ちゃんの健康な成長につながります。

妊娠中の注意事項

蜂の子を摂る前に医師に相談する

妊娠は母体の健康にも影響し、食品や薬品に対して敏感になることがあります。蜂の子を普段摂取していない場合は、事前に医者に相談する方がいいでしょう。安全に問題がない場合でも、少量からはじめるようにしましょう。

喘息やアレルギーの可能性のある場合は避ける

喘息やアレルギーのある場合は、摂取するのは避けなければなりません。家族にそれらの疾患の患者がいる場合は、症状がなくても事前に医師に相談し、検査などを受けて安全性を確認しましょう。

蜂の子は妊娠中の母子の健康増進に役立ちます。しかし、妊婦の健康状態がお腹の赤ちゃんにも大きな影響を与えますので、十分な安全確認の上、少量から始めるようにしましょう。